“ マジすか学園5 #10 ” 

 10月からのドラマが始まりここまで手が回りにくくなったがやっと見れた。

さてさて10回目になりました。前回どこまで進んだかなーって思い出せず見返しての今回。

 

OPヨガを殺され一人敵討ちに動いたマジック。他校の生徒手帳を借り(強奪)、潜入することに成功。
そしてもう一方、理事長の娘であるセンターも何か動こうとしている。
前々回ヨガが死んだのに特に進展なくウダウダしてたから今回は話が進むだろうと思いつつ。

 

しかしOP明けあっけなく捕まったマジック。ナンカ簡単な展開だな。ヨガを殺されて怒ったマジック、心情的にOKでしょと言いたいのかもしれないがそんなわけねえ。勢いで行ったならまだしも、時間も経ってるのに無策で行く方がおかしい。しかもここまで来て単騎で乗り込むなんて前回の仲間意識の回復はどこへやら??? まーおたべに招待状を送るための口実作り丸わかりだな。

 

さてお話はリリー会長がいかがわしい連中集めてパーティ開くらしい。
(リリー会長ってホントに末期ガン?)
それにおたべも招待された。さくらも、そしてカツゼツ、火鍋も加わるらしい。
皆揃って義宗の置き土産拳銃30丁を手にする。

あの、ここまで来て何なんだけど、

 

初心に帰ろうぜ、皆。ソルト殺したやつ誰か見つけるんじゃねえの?

 

もはやソルトの「ソ」の字も出ねえ。
トカ言ってたら激尾古に矢場久根も参戦。
矢場久根、もう少しまともな理由考えようよ。ヤンキー全体に売られた喧嘩って…。いや、あんたら実害ゼロだろ?

 

もう誰のために何の目的で誰と戦ってるのか分かんなくなってきてる。
話を大きくすれば派手にはなるが、その分個人個人の感情が見えにくくなる。

ちょっと整理すると、

 

明智総業が、

 

マジ女の校庭を買収したいがためにソルトを殺し、

 

その敵討ちに出てきたマジ女生徒たちを返り討ちにして、

 

「こんな危ない高校潰せ」運動でも起こさせ、

 

校庭を乗っ取る計画。

 

こんな感じだろうか、多分。全員死ねとは思ってはいないだろう。けど理事長が明智総業の味方ならそんな必要全くいらねえんじゃ…。

 

「やはり理事長とは言え勝手に校庭を売却出来ない」

 

という不自然な理屈が最大のネックか。百歩譲ってそれが正しいとしても、生徒を殺して暴動を引き起こさせるなーんてリスク取るかな? 警察まで味方なんでしょ?ならば拳銃隠し持った時点で家宅捜索でもすればいいんじゃね?

 

血で血を洗う殺しの連鎖をやりたいというのは分かるけど穴多すぎだな。

まーストーリーを期待して見てるドラマじゃないんである程度は許容範囲だけど、最後まで筋の通らない話だったような気がする。

 

あと2回? ここからは誰が死んで誰が残るのかというストーリーとしてはどっちでもいいラストへ突入するのだが、せめて全員生き残るとかいうゲロを吐きたくなるような展開だけはご遠慮願いたい。