“ マジすか学園5 #06 ”
前回ダイナマイトを体に巻いて竜頭組組長川守さんに突っ込んだアントニオさん。
特攻は失敗に終わったが、チャイニーズマフィアからの回し者弁護士の裏切りに会い組長さんも一緒に死んでしまった。
2トップを失いどうしていいかわからない激尾古の生徒たち。
一方、ヨガ、マジックを引き連れて何だか明智総業へ挨拶に向かったおたべ。
また?
金属探知機の検査とか受けてるし。何しにいったか大した意味はなかったのが「?」って感じだ。
草むしりの下り、マジックが話が見えてこないといったが、いやいや結構わかりやすい例えだったよ、って思ったのは私だけだろうか?
だがやはり明智総業専務の義宗さん、娘であるおたべの事を愛している節をところどころ見せてくる。帰り際、おたべに玉ねぎ臭いと言われ、玉ねぎを食べるのをためらうところ、娘の言動を気にしてるパパですね。
そしてようやく今回リリー・フランキー会長登場!
お遍路に行っていたようだ。しかもガンらしい。余命を知ってか義宗に後を継ぐように言う。この辺のやり取りはいい雰囲気出てるよな。
因みに今回さくらはあまり表舞台に出てこない。
カツゼツとタイマン張ったが、決着なんかどうでもいい感じ。アントニオvsさくらの時と同じ心境なのか?カツゼツに後を託し立ち去る。
イマイチカツゼツの狙いがまだ分からないがそれはこれからなのだろう。
今回カツゼツが何故てっぺんへ登る気になったのか?
さくらとのタイマンを見ても何だか単にさくらを倒したいのか、マジ女のてっぺん取りたいのかがわからない。これは謎のキャラでいいのだが、おたべもさくらもそんなのどっちでもいいよって感じなのが可哀想だ。
今回ヤンキーを引きずってる人たちは軒並み蚊帳の外だ。
火鍋の人たちにしても矢場久根相手にやってるが、矢場久根の連中とともに蚊帳の外。逆に激尾古は一切ヤンキーの喧嘩には入っていない。だから意外と登場回数が多い。
ではでは今回のクライマックス。
OPで昔に戻ったみなみさん。明智総業の義宗を殺すべく竜頭組のチンピラとともに登場!
ここで気になったセリフがある。
細かいことだが、細部がどうしても気になる私としては言わずにはいられない。
それは義宗に誰だと聞かれみなみが返したセリフ、
みなみ「名乗るほどの者じゃねえ。川守のおやっさんに義理のある者だ」
名乗るほどの「者」と言った人間が、義理のある「者」だとは言わない。
言葉として語呂の居心地が悪い。先に否定を入れてるのに最後に答えている。
ここは、
みなみ「名乗るほどの者じゃねえ。川守のおやっさんに(少しばかり)義理があるだけだ」
とかの方が自然と出る言葉のように思える。まー今から戦争しようって人間だからアドレナリン出てんだよっていわれればそれまでだが。
とは言っても、みなみが義宗に斬りかかる時の「義宗ー!」は個人的に気に入っている。やはり高橋みなみは卒業後女優としてもやってほしい。
話的には銃持ってんだから一気に片がつくかと思ったんだけど、明智総業側は一気にぶっ放さなかった。あれ? って思ってたらここでチャイニーズマフィア登場! と思っていたらこっちはいきなりショットガンぶっ放したぞ!
なんだこの物差しの違いは!
これにより義宗とみなみが撃たれたのだが、これは義宗を狙ったんだろうな。
てことはみなみさんは流れ弾にあたったのか? 悲惨な最後。
しかしこんな時に限って銃30丁用意させたのに使わずじまいだな。
その後、ニュースとか海外でもやってるし。
てかこんだけ大騒ぎになったら完全に所轄の刑事二人しか出てこないのが違和感100%。これが警察上層部に繋がってても無理だ。捜査打ち切りとかにはならん。
ラスト。
今回はずっとお散歩のさくらちゃんの前にバイクに乗った襲撃者が現れる。銃を撃たれ応戦するのか、マフィアからパチった銃を構えるさくらちゃん!
とうとう撃つか!? 道具は使わないって言ってたけどとうとう撃つか!?
いや、撃たないだろうな。てかこれ誰だろう? マフィアなら義宗の時のようにやるだろうし。まー敵は多いからな。
今回で半分ですか。
ここまで見てて行き着く先はどうなっても泥試合。なんかそれを描こうとしているように思える。しかしそんな空虚感を味わうはずのソルトさんは早々にお亡くなりになられた。そしてさくらちゃんは結局何もやっていない。
? → ソルト 「銃殺」
(推定)浦沢 → バカモノ 「銃殺」
こびー → 陣山 「刺殺」
竜頭組・田中 → こびー 「銃殺」
竜頭組・武元 → アントニオ「銃殺」
マフィア → 義宗 「銃殺」
マフィア → みなみ 「銃殺」
ざっとここまで並べてみたが、やはりマジ女の生徒は誰も何もやっていない。
外野が騒いでいるだけだ。これからド派手にドンパチしてくれるのかもしれないが、このまま終われば戦争の後の虚しさというより、何も話に絡んでいない虚しさの方が先に来るのではなかろうか?