“ マジすか学園5 #08 ” 

いよいよドラマも佳境に入ってきました第8回。
前回、撃たれたさくらの手術費を自分の体で払おうとしたおたべ。
しかし寸でのところでスナックのママが代金を支払い事なきを得たのだった。
なんだ、結局予定調和か。
ここはどっちか分からない感じでぼかした方がドキドキ感あったのに。

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闇医者がおたべに手をかける寸前で場面転換をさせる。
さあどっちだろう? とさせておく。回収は後半でもいつでもいい。なんならせんでもいい。
最終回に金だけ返すシーンだけを放り込んでもいい。

ママのセリフも単調だった。

ママ「自分を安く売るんじゃないよ」

普通だねー。ここは、

 

ママ「アンタの親父さんから借りてた金だ…」

 

と言って金を出し、

 

ママ「本人死んじまったから娘のアンタが受け取りな」

 

とかどうだろう。あれじゃママが自分からいい人になりに行っている。これは本意じゃないはず。


それはそれとしてOP。
矢場久根の誰だっけ…いつもアメ舐めてるロリコンビ…ルーキーとキャンディー?
その二人が何だか時給1万円のバイトに手を出していた。これ、話の発端にも繋がると思うんだけど、こんなのに手出すから大人と揉めるんだよ。
激尾古のアントニオが助けた生徒も元は風俗にって話だったから、要はこいつらもぐるっとまとめて悪いことしてんだよね。

 

そんな所へ現れたのはヨガ。
チンピラ5人位をフルボッコ。ヨガこんなに強かったっけ?
どっちでもいいけど何故助けた?
「それがラッパッパだ」とか言われても説得力ゼロ。普通のいい人になってるだけ。

 

次にシーンはマジ女へ。
目を覚ましたさくら。撃ち返したことをおたべに謝るが、
「やられたらやり返す、それがラッパッパの生き様や」とか言っちゃった。

 

いやいや、それってヤクザの生き様だから。

 

少し前に「もうこれ以上仲間が死ぬのを見たくない」とか言ってた人のセリフとは思えない。これはストーリーにも関わるが、もう少しキャラ設定と心情変化を徹底してほしい。

 

さてさて話は戻り、
助けた矢場久根の二人がまだ自分達の他にも捕まってる仲間がいると聞き、助けに行くヨガ。ヨガにそこまでする義理がどこにあるのかは疑問だが、何だかムチ使いに捕まっちゃったぞ。

 

OP明け、新ラッパッパも含めて今後について話し合ってる。抜けるか、残るかそれぞれ意見が分かれている。抜けたのはケンポウ。これから少しづつ抜けていくのか?
この辺りはもう少し火鍋で揉めてほしいな。ウオノメだけ止めたが後の三人は棒立ちだ。


お前らの仲間意識の希薄さには脱帽だよ。


やはり5コ1設定だから一人一人ではなんの感情も持っていない。この辺は詰めるべき。

 

次に何やらマジ女の理事長が出てきたぞ。いたんだ…その前にヨガが行方不明とかいう情報を持ち込んだマジックだったが、気になったのは少し戻ってヨガが店から連れだされるシーン。
もう少しなかったか?と思うほど素直に車へ乗り込んだ。
わざと捕まったにしてももう少し抵抗する演技くらいするだろ。

 

で、先ほどの理事長のシーンだが色々何やら話が変わってきたぞ。
まずようやくというべきか、政治家登場!
話は明智総業がマジ女の土地を買収しようとしているというのだ。やはりきましたか、これで話も繋がりますね。
ソルトが殺されたのもそこからだったということでしょう。


しかしそれ以上にセンターが理事長のことをおじいちゃまと呼んで登場したのだ。
センターの祖父って理事長なの?
けどセンターの両親って親父家庭内暴力で母親家出だろ?
どっちの家系かしんないけど、マジ祖父ならちょっと無理ある設定だな。

所変わってラッパッパを一人抜けたケンポウ。火鍋のジャージも脱いで離脱。
これに意味はあるのか?

そして話は明智総業へ。
末期ガンのリリー会長、跡継ぎを決めるべく浦沢に話を持ちかける。
しかしその候補は二人。浦沢ともう一人は、

 

なんと自分!


思わず吹いた。ここはいいキャラしてるな、リリー会長の演技も強面でない分迫力が一層増している。
そしていきなりロシアンルーレット始めた…いいキャラだ。
皆さんこれくらいの設定を作って欲しいものだ。
脇役の皆さんは結構キャラ設定してるんだけどな、肝心のマジ女のキャラが薄くなってる今作。

結果は途中おたべが乱入してよく分からなくなったが、あのままやってたらリリー会長負けてたってことだね。
そしてラスト一回で浦沢は撃たれ死んだ…なんだ、もっと哀れな死に方すると思ったのに。最後は自分のチキンっぷり出して殺されるなんてな。

 

なんだか今回は内容薄いな…クライマックスへの情報の提示がメインだったような気がする。特に書くこともなく、最後にヨガが死んでた、多分。

あわれヨガ。殺されるために出てきたような今回。
なんじゃそりゃって最後。戦うシーンもなく、ヨガの信念や心情が語られることもなく…アントニオやこびーの方が壮絶だった気がするよ。

だがこれにより矢場久根とマジ女の繋がりがでて協力という話に持っていくのだろうか?だとしたらそのために出てきてそのために死んだキャラになるヨガ。

そもそもたまたま矢場久根の生徒を見かけて助けるという入りが良くなかった。
だってヨガそこで何してたの?ってなる。
それならさくらを撃った者の特定をするべく火鍋なんかと共に捜索中とかの方がまだマシ。助ける助けないは二の次でいい。追いかけられてて丁度鉢合わせになった、でもまだ筋は通る。

 

今回も思ったがさくらは本当に主役なのだろうか?