“ マジすか学園5 #02 ” 書いたのは02終了後まもなく。

さあ来ました第2回。


前回まさかのソルト銃弾に倒れるという所で終わったマジすか学園5。
2回の始まりは何とソルトの葬儀のシーンから。
死んでたんですね……主人公死ぬとか、マジすか?

 

葬儀のシーンだが、噂のあったAKBOGの前田、大島両名が友情出演。
他にも小嶋、柏木、渡辺なども姿を見せた。
まーこの辺はストーリーとは関係ないんだろうが豪華なシーンとなった。
ここで気になったのは大島さんが一人だった事。
ここは三つ子設定なんだから残り二人とも出て来いよって感じ。細部が雑。
誰かが言ってた、

 

奇跡は細部に宿る   だったかな?

 

さてさて、葬儀も終わり悲しみにふけるラッパッパ……かと思いきや、四天王は竜頭組相手にやる気満々。
個人的にはもう少しヨガ辺りはここぞとばかりに発狂しててもいいように感じる。
しかし今回もどこかはかなげなさくら。殺気がまるでない。
別にいきり立ってなきゃだめじゃないけど、内に秘めた感情すらもない気がするさくら。
そう言う演技指導なのか、何故だかここでも可愛く映る。

 

OP明け。

火鍋を囲んでいつもの面々が視聴者に情報提供のシーン。
ここで事の発端が、激尾古の一人を竜頭組が風俗に沈めようとした事だと判明。
それをアントニオが助け、さらにそれをソルトが助けた……1話で「?」が付いていた場所だが、これを聞いても全然釈然としない。何故、ソルトはアントニオを助けた?
1話で「本物のヤクザだから許せなかった」と語っているが、……だから?
まーここの話をはっきりさせると話が前へ進まなくなるので次へ。

 

ここで重箱の隅をつつくような事を一つ。
このシーン、ケンポウがさらっと流れる様に「本物のヤクザが女子高生に弾三発も撃ち込むか?」
と言っている。だが見る限り弾を何発撃ち込まれたとか報道は一切されていない。
勿論警察の話で聞いたとかあると言われればそれまでなのだが、まさかの弾の数を知ってるケンポウが犯人だったら…

 

俺ってすげー!

 

けどそれ以上に、だったら動機が見えねー。

 

そしてここではその次にジセダイが「相手が誰であれラッパッパはきっちりかたを付ける」と言うのだが、そのセリフ、いる?
何だかセリフがとっちらかってる気がする。ケンポウの質問にジセダイがまるで答えてない。
全然セリフに流れがないんだよな。確かに流さないといけない情報を流しつつ話を自然にするのって意外と難しいんだけど、もう少し頑張ってほしい。
このシーンでは1話でも感じたが、ラッパッパとそのほかの生徒との距離感が4以上に出ていると言う事。
ラッパッパはやる気満々だとか言ってるのにウオノメちゃんはどこか他人事。
「売られたケンカは全部買うのがラッパッパだ」けど自分は決してやりません。だって私火鍋だもん。
仲間意識が薄れてる……。

 

そんな距離を置いた仲間の心配をよそに悲しみに暮れるさくら、ナンカ泣いてんぞ!
マジでキャラ崩壊。てっぺん狙うって息まいてたさくらはどこへ行った!

 

関係ないけど、繋のシーンで保護者が校長に詰め寄ってるシーンがあったけど、保護者ってちゃんといるんだな。

悲しみの末さくらが向かったのは竜頭組。
組長ご帰還の所を狙い襲撃。やってる事はまるでヒットマンだ。
そこでチンピラ3人相手に素手で立ち向かうさくら。そこで一言
さくら「バットでもナイフでも何でも持て。私は怖くない」
と言い放つ。
けどこのセリフ、カッコ悪いな……ここは、

ex.
「拳に自信が無いなら出せばいいだろ」
「?」
「ソルトさんを……ソルトさんを撃った様に私ことも撃てばいいだろ!」

とかどうだろう。
完全に竜頭組が犯人と先走ってトチ狂ってるさくらならこれくらい言ってもいい。
それならその後の陣山さんの「早死にするで」も生きてくる。

その後バカモノちゃんに助けられるさくらだが、ここの川栄ちゃんの演技はちょっと置きに行ってる。
まーセリフが置きに行ってるから仕方ないかもしれないが。。。
第一声が「落ちつけよ」って……。
その後バカモノちゃんがさくらを叩くシーンがあるのだが、ここはもっと強めでいいんじゃない?
本気度が足りねー、ぶっ飛ばすくらいでいいと思った。後ろの自転車なぎ倒して。
さらにここでも泣いているさくら。泣き過ぎだろ。
そんな戦意喪失のさくらが言った一言「ヤンキーは道具は使わない」
あ、言ったな!使うなよ!予告編で銃とか撃ってたのは番宣用だな!

 

第2回も中盤に差し掛かり、新たな人物が。おそらく陣山さんの兄貴、組長さんだろうな。川守さん登場。
今回もクライマックスに向け新たな人物と共に展開していくのか。
この組長さん曰く、自分達をはめた奴がいるとのこと。
となるとやはりソルトを殺したのは明智総業の浦沢ラインか?

その推測を見越していたかのように銃の数をあと+30用意させようとしている義宗さん。
30丁の銃って結構だよ。テレビのニュースでも聞かないよ?


もう完全にやってる事がアウトレイジ

 

なのにシーンが変わると矢場久根やら激尾古やらが出てくる。
今回の矢場久根は脇役だなどう見ても。最終回矢場久根と殴り合いとかスケールダウンし過ぎるしな。
仮に銃ぶっ放して刀で斬り合ってもいいけどそんな理由がないしな。

 

バカモノちゃんに止められ意気消沈のさくら。追い打ちをかけるようにおたべにも怒られる。


もう完全に舎弟にしか見えん。


そんなさくらが「バカモノさんを止めて下さい」って。いや、止められたあんたが言うなって。あんただってあのまま行ってりゃ殺されてるよ。
自分は素手だったから殺されないだろうなんて思ってんのかな?
けどここはそんなことではなく、話をバカモノちゃんに持って行くためのシーン。
さくらが頓珍漢な事を言おうが言おまいが関係ない。
バカモノちゃんが銃を使いそう!それだけでいい。

とか何とか言ってると竜頭組から手討ちにしようと言って来た。
女子高生相手に手討ち……それこそメンツ丸潰れ。

 

クライマックス、場所は赤坂の料亭。
竜頭組に仇打ちをするべく一人乗り込むバカモノちゃん。
一方、会には双方四人ずつ。
事の経緯を説明し、香典を出す陣山。しかしおたべはそれをソルトを殺した奴への香典だと付き返す。
おそらくこのシーンやりたかったんだろうな。
事の経緯を説明されてまー信用するとは思わないが、それ以前におたべは冷静に敵撃ちは犯人が分ってからだと言っている。

なのにそんなことしたら余計こじれるだろ。
その代わりに今度はさくらが冷静だった。


ならば誰がやったのかと。完全にセリフ言う人間違ってるだろ。
しかしここでさくら達は初めて明智総業の名前を聞く事となる。

 

さあラスト。
話が終わると早々に帰り始める四天王とさくら。まー鯛茶づけはさすがに食えんわな。
けど去り際おたべの一言がこれまたダサイ。
鯛茶漬けを進められるも、

おたべ「遠慮しとくわ。ヤクザは好かん」

ってごく普通の返し。ここは、

ex.

「遠慮しとくわ。ヤクザと会食したとかバレたら、校長先生に怒られるさかいに」

とかどうだろう。70点くらいだが、前回陣山が学校に乗り込んで気弱な校長に示談を迫ったがそこへ割り込んだおたべ達。

あの校長には怒られんやろ。という嫌みも込めて。

 

だがまだ終わっていなかった。
どこで登場するかと思いきや、帰り際思いっきりすれ違うバカモノちゃんとさくら達。
おたべが寸前で気付いたが時すでに遅し。銃を構えたバカモノちゃんが陣山を撃とうとしたその時、
なんと誰かの手によってブレーカーが落とされ停電に。
そしてさらにそいつは部屋へ入り陣山やバカモノちゃんを銃撃。
さあどうなる!?

 

初回に続きまたしても銃撃事件。いやー、早くももう後戻りできない展開に。
戻れないってのはもう以前のマジすか学園にはってことだけどね。