“ コウノドリ #02 ” TBS-Fri-22

なかなか見れずにずっと置いたままだった「コウノドリ」の第二回。
今回は事故に遭った妊婦が救命に運ばれてきた。

 

なんとか一命は取り留めたものの、妊婦の意識が戻る可能性は極めて低いとのこと。因みにお腹の中の赤ん坊は無事だったようだ。しかしこのままでは妊婦の様態がいつ急変するか分からず、急変すると赤ん坊の命を危険に晒すことになるらしい。だが赤ん坊を優先し様態が変わる前に分娩すると母親の命が逆に危険になるというもの。

 

こんなドラマ的な理想の状態になるのかどうか、かなりのレアケースなのかは知らないが、期限が区切られて、選べない選択を迫られる。

 

ドキドキハラハラの展開だ。

 

医療モノではまず間違いなく命に関わる展開になるので当たり前といえばそうなのだが、この二者択一の選択を妊婦の夫(小栗旬)は決められずにいた。だがここで妊婦との思い出の動画を見ていた夫が「自分の命よりも大切なモノってあるんだね」という言葉に決意を決める。

 

時を同じくしてタイミングよく妊婦が心停止になる。もうこうなったら妊婦は助からないのか?鴻鳥先生はその場での帝王切開に踏み切る。しかしここでも時間との勝負。リミットは3分。救命の先生が心臓マッサージを続けながらの出産となった。だがそれと同時に妊婦は息を引き取った。

 

辛い展開だが、やはり救命医療というものは見ている人の心を打つものだ。もう少し鴻鳥先生が両方の命を救う可能性を探って欲しかったというのが本音だが、
ここは産婦人科が舞台のドラマなので、救命よりの内容にはならなかったのか。

 

ラスト、一ヶ月検診で夫が赤ん坊を抱いてやってきた。けどその時夫が笑顔だったんだよな…妻を亡くして一ヶ月で夫は笑顔を取り戻せるものなのだろうか?
いくら子供がいるとしても。


そこはドラマとして前向きであるしかないのかな。