“ 無痛 -診える眼- #01 ” CX-Wed-22

 西島秀俊が一目見ただけでその人の病気が分かるという天才医師(為頼英介)? いやむしろ奇才医師を演じるドラマ。
ついでにその人が次にどんな行動に出るかさえ分かってしまう…ここまで来たらスペック。既に2回目がOAされているがウラも見ているのでどんどん遅れてしまった。

OPはなんとこれから人を襲う人を偶然見つけた為頼が犯人がナイフを出すより前に気づくという、これはちょっとしたファンタジーか?

 

だが面白いのは為頼と同じスペックを持った人間がもう一人いた事だ。伊藤英明演じる白神陽児。どうやらこの二人が軸で話が進んでいくのだろう。とはいったものの、こんなスーパースペックを持った人間が二人もいるのはいかがなものだろうか?

 

しかも両方命を救う医者だ。対立構造は生まれにくい。まーそこを上手く回すのがライターの腕の見せ所ではあるのだが。それはそうと刑事役で早瀬という男がいて伊藤淳史が演じている。西島秀俊さんと伊藤淳史クン……ダブルフェイスで見たコンビだな。これはと思い密かに香川照之さんがいないかHPを確認したが今のところでる気配はない。

 

さて、主人公の為頼だがこんなスーパースペックを持ちながら街の診療所をしている変わり者。そして敢えて大事に巻き込まれることを避けているフシがある。刑務所で働いていたこともあり、過去に何かあったのだろうという空気がムンムンだ。唯一分かっているのは奥さんを亡くしているところだ。

 

そして初回のストーリーは、初め心不全で亡くなったと思われていたアパートの住人が発見される。だが為頼は心不全ではないと判断する。
それを元に早瀬が隣人の部屋を捜索した所、神経ガスを作っていた可能性が浮上。
そしてもっと大きな場所で神経ガスを散布するのではと推測する。
為頼も捜査に協力するのだが、何故捜査にまで首を突っ込もうとしたのかは不明だ。
結果、事件は未遂で解決される。

 

軸はこういう事件が起こり、何らかの形で為頼が早瀬に協力をするというものか?
だが今回犯人が心神喪失を狙っていたことを思わせる本を持っていたことや、精神障害者と思われる南サトミ、そして病院にいた坊主頭の人(イバラ:中村蒼)など、軸の事件にリンクして精神障害なども関係してくると推測できる。

 

ただ単に病気がわかるスペックを持ったスーパードクターのドラマではなさそうだ。