“ 偽装の夫婦 #02 ” NTV-Wed-22
前回シングルマザーしおりから告白されたヒロ。
なんじゃそりゃ!
ゲイと子持ちレズに気に入られる主人公って…。
しおりにも色々事情があるとはいえ、お父さんになってほしいと幼稚園児巻き込む親って残念さながら設定的に理解できん。
しかし今回も陽村お母さん出てくるんだ。めんどくせえなコイツ…って思ってたら
見事にヒロの心の声も同じものが出たて 一瞬くそっ! と思った。
引き続き見事に相手の話を聞かない陽村の母華苗。
自分の言いたいことだけ言って全てをいいように解釈していく。
まー陽村親子は親子だからと言っちゃえばそれまでだがおばさんの娘と息子も、図書館の館長さんも好きな様に解釈していく。
個性的といえばそうだが、おかしな言動であればなんでもいいというものでもない。
中盤、陽村親子がヒロを連れておばの家へヒロの説得をお願いするシーン。
噛み合ってない話に個性的な魔法とか…中身の殆ど無い会話で面白い感じに持っていくのは長引いてほしくない。
とか思ってたら弟子丸とか言う運送屋が再び登場。しかしこいつもまた同じタイプ。
正義感があるがおそらく自分の言いたいことを好きかっていうタイプの雰囲気満載だ。
本当に誰もヒロの話を聞こうとしないし、ためらうヒロの表情を見ようとしない。
まー育てのおばさん照乃は分かってる風だけど。
ドラマとしてヒロと陽村のやり取りが悪いわけではない。
こういう二人の物語といえば面白いしヒロの心の動きが今後どうなっていくのかも興味深い。しかし ヒロvsその他全員とひとククリになっているのがつまらない。
肝心の2話ストーリーはというと、前回と同じ幼稚園でシングルマザーしおりの娘を助けるのがメインだ。
いや、メインという程でもないか。しかし殆ど何者か分からないしおりの娘を出してくるのは何故だ?
よう分からんネタだ。
ネタにするならヒロの引っ越しの話ではないだろうか?
もしくは写真を取るか取らないかだ。
幼稚園の話までぶっ込んでくると何の話だ? 軸の話は何だ? って思った。
そして気になったのがラスト。
今まで“ お母様 ”と呼んでいたのが“ お母さん ”になったという女の微妙なニュアンスを陽村は分からなかった。
それってゲイなら分かるんじゃない?
一瞬もしかしてゲイって嘘? その伏線? って思った。
これは自分がシナリオ書くならしないなーって思った箇所だ。
まーゲイじゃないなら筋は通るけどね。見る限り人のいない所でゲイっぷりを発揮したトコはここまでないし。
というのは勘ぐり過ぎか?
2回が終わり、何だろう…ヒロが何だかんだで皆さんに協力している。もっと距離を置いて生きる人かと思っていたがそうでもない。
『しかたなく感』が薄い。
『はっきり言えないタイプ』なのだろうが、本気で距離を置きたいならゲイだとぶちまけてるし、自分の荷物を陽村か館長かの選択でも『どっちでもない』というだろう。
はっきり言えないタイプをいいように使ってる感じはある。
個人的にはそろそろはっきり言って次の展開へ行ってほしい。